ロイヤルアイシングを乾かす方法《4選》
ロイヤルアイシングでデコレーションする上で重要なのが乾燥です。
べた塗りして次のパイピングまでに乾燥、仕上げに乾燥と都度クッキーを乾燥させる場面がでてきます。
アイシングには水分が含まれていますからしっかり乾燥させなければクッキーに水分が移りますし湿気ってクッキーの歯ざわりや食感にも影響してきます。
アイシングクッキーを乾燥させるにはいくつか方法がありますのでご紹介していきます。
自然乾燥
まずは自然乾燥。
乾燥させる為の機器は必要ありません。
自然乾燥でアイシングを乾燥させるのであれば、晴れた湿度の低い日を選びましょう。
梅雨の最中はやめたほうが懸命でしょう。
太陽の日差しが当たる場所での乾燥もやめておいたほうが懸命です。
折角のカラーが色あせる可能性がありますし、気温によってはひびが入ってしまう場合もあります。
通常であれば1時間ほどすれば表面のあたりが固まってきます。
半日から1日程度で完全に乾きます。
作った当日の温度や湿度に完成度が左右されまます。
場合によってはロイヤルアイシングの特徴である艶が出ず、マットな仕上がりになる場合もあります。
フードドライヤー
フードドライヤーというものを聞いたことがありますか?
アイシング教室に行かれたことがある方なら知っているかもしれません。
元はフルーツやお野菜を乾燥させるものですが、アイシングクッキーを乾かす時の定番となっています。
フードドライヤーであれば35℃で30分~1時間程度で乾きます。
乾けば次の工程に移っていくことができるので、アイシングクッキーの教室ではよく使われています。
乾燥が速いと次の工程にうつる時間が短縮されるので、たくさんクッキーを作る機会がある方にも重宝しますね。
オーブンの発酵機能を使う
わざわざフードドライヤー使わなきゃいけないほどクッキー作らないという人であれば、オーブンの発酵機能を使うのもお勧めです。
オーブンを40℃の発酵モードにしておき1時間程度でも乾燥できます。
家で作る程度であればオーブンの発酵機能を使うのもよいでしょう。
オーブンの種類によっては発酵機能にスチームをプラスするモードもあるため、誤ってスチームモードにしないよう注意してください。
オーブンを使う
今度は大胆にオーブンを使って乾燥させてみましょう。
オーブンをオーブンとして使用する方法です。
余熱で100℃までオーブンの温度を上げ、アイシングしたクッキーを庫内に入れます。
時間の設定は5分。
その後は扉を開けずに1時間ほど庫内に放置しておきます。
これでも乾かすことはできます。オーブンは高温にあげないようにしてください。
ひび割れの原因になります。
ロイヤルアイシングの乾燥を早めるコツ
ロイヤルアイシングを乾燥させる方法を4つご紹介しました。
そう、通常のロイヤルアイシングのレシピに数滴加えるだけで乾燥が速くなるものがあるんです!
通常のレシピは粉糖と卵白しか使いません。
ここにレモン汁を数滴プラスするだけ!
クエン酸を加えることで乾燥が速まるんですね。
ただし、酸味もプラスされてしまうことを覚えておきましょう。
ロイヤルアイシングを乾かす方法まとめ
ロイヤルアイシングを乾かす方法をいくつかご紹介しました。
自分にぴったりの方法が見つかったかと思います。
私が使っているのはオーブンの発酵機能です。
梅雨のじめじめした時期でも問題なく乾燥できます。
しっかり乾燥させなければクッキーはこちらの意図と反しじっとりしたクッキーになってしまい、折角きれいにデコレーションできたとしてもおいしくなければ意味がありません。
アイシングクッキーは見た目だけでなくおいしさも追及したいですよね!