アイシングの固さについて
アイシングは固さによって用途が違います。
柔らかいアイシングとは固いアイシングとはどのような状態をいうのか、用途はどういったものなのかを解説していきます。
少しの水、粉糖の追加で固さが大幅に変わりますので少しつづ調整して加工しやすいアイシングにしていきましょう。
色をつける場合は色をつけてから固さの調整をしていきます。
それぞれの固さと用途
ライン用アイシングの固さ
基本の固さは最初に通常の分量で作ったアイシングです。
使うだけ別の容器などに取り練って行きます。
小さめの容器を使って練って行ってもよいですが、小さいまな板シートがあればまんべんなく砂糖の粒子をつぶしながら練ることができます。
ラインのコルネの絞り口は細いからね。
アイシングは取りだした時からどんどん乾いていきますので手早く練ります。
固さの目安はツノを立てて、つのがお辞儀をする程度がよいです。
つのが立ったままやゆっくり倒れるようであればまだ固いです。
基本の固さのアイシングはパイピングやラインに利用します。
雫やドットもこの固さで描けます。
練り方や固さの確認はCOTTAさんのyoutubeから
できあがったライン用のアイシングはまとめてコルネに入れて封をしておきます。
ベースアイシングの固さ
ベースのアイシングは基本のアイシングに水を加えていき、ゆるくして練っていきます。
水が加わると空気が入りやすくなっていくので注意して練っていきましょう。
水を追加するときはスポイトなどで少しづつ足していくとよいでしょう。
一滴で大きくゆるさが変わるので少しづつ慎重に!
目安はアイシングをすくって、垂らした時の線が5秒くらいで消えるくらいの固さです。
練り方や固さの確認はCOTTAさんのyoutubeから
練ったアイシングはライン用のアイシングと違い入れずらいのでコルネを背の低いコップなどに立ててから入れると入れやすいでしょう。
お花絞りのアイシングの固さ
お花絞りのアイシングはライン用アイシングより固めになります。
そうでないと絞った時に立体的なお花の形が緩んでしまいます。
固めと書きましたが、固すぎても今度はお花のふちが口金にひっかかりぎざぎざした花弁になってしまいますので、固さ調整が一番難しいのではないでしょうか。
ライン用アイシングより少し固め、角を立てた時ぴょこんとお辞儀するくらいがよいです。
固さを見た目で比較
固さの目安を解りやすいようにイラストにしてみました。
アイシングの固さまとめ
アイシングはシンプルな材料ですが、奥が深いですね!
ロイヤルアイシングをマスターすれば、どんな絵柄も自由自在です。
平面でもいろいろな手法がありますし、立体的なものも工夫をすればなんでも描くことができるのがアイシングの魅力です。
いろいろな絞り方をチャレンジしてみてくださいね。