アイシングとロイヤルアイシングの違いについて/ロイヤルアイシングってどんなものなんだろう?
知らないわっていう方に向けてお伝えしていきます。
ロイヤルアイシングとはアイシングクッキーなどに欠かせない材料で、卵白と粉糖を混ぜ合わせたものです。
着色することで様々なものを描いたり、お花などを造形することができます。
ロイヤルアイシングは水分が抜けると固まります。
固まると美しいツヤがでます。
主にアイシングクッキーで利用されます。
立体的なものであればケーキのアクセント等にも使うことができます。
ここではロイヤルアイシングの作り方を説明していきます。
ロイヤルアイシングの作り方
広く知られているスタンダードなレシピになります。
粉糖 200g
乾燥卵白 5g
水 30ml
※生卵白を使う場合は乾燥卵白と水の代わりに生卵白30g
※生卵白を使う場合はカラザは取り除く
使用する粉糖について
粉糖は「純粉糖」「オリゴ糖入り粉糖」「コーンスターチ入り粉糖」があります。
・純粉糖
スーパーなどではあまり見かけないのでネットなど専門店で購入するのがよいでしょう。
純粋に砂糖だけでできているので湿気があると固まりやすいです。
ふるってから使用するとよいでしょう。
100%砂糖なので口どけや固さ等は純粉糖が一番よいでしょう。
アイシングが乾きずらいのでゆっくりデザインしたい方はこちらがよいでしょう。
・オリゴ糖入り粉糖
こちらもスーパーなどでは見かけないので通販など専門店で購入するとよいです。
粉糖は固まりやすいので湿気対策のためにオリゴ糖が添加されています。
少し緩めのアイシングとなるため、ゆっくり線デザインしたい人や埋め込みをしたい人はこちらの粉糖を使うとよいでしょう。
・コーンスターチ入り粉糖
スーパーなどで一番手に入りやすい粉糖になります。
砂糖が固まらないようにコーンスターチが入っています。
ただ、固まりづらいだけで湿気には注意が必要です。
少し乾きが早いので手早く仕上げるのが苦手な人には少し扱いにくいかもしれない。
ロイヤルアイシングの作り方
- 乾燥卵白(orメレンゲパウダー)を使うのであれば水と混ぜてなじませておく(30分程度)
- 粉糖に用意していた卵白を茶漉しなどで濾しながら加える
- フォークの背などでしっかりと混ぜる。
ハンドミキサーでもOK(低速で2.3分)
※どちらも混ぜるというより練るイメージ - つやが出てしっかりとツノが立つくらいの状態になれば完成☆
ロイヤルアイシングの保存方法
アイシングは冷蔵/冷凍保存ができるので多めに作っておいて使う分だけ出して使うことができるよ。
状態良く保存するにはコツがあるので説明していきます。
冷蔵保存の場合
ロイヤルアイシングを作ったら、湿らせたクッキングペーパーをかぶせ密閉容器で保存します。
容器はあらかじめ消毒しておくとよいでしょう。
もしくは容器にいれピッタリとラップをして保存します。
卵白を使っているので使用目安は1週間ほどで使いきった方が無難です。
再度使う場合は水分が分離していたりするので練り直してから使ってください。
冷凍保存の場合
ロイヤルアイシングは冷凍保存もできます。
冷凍保存の場合、密閉した容器に入れ冷凍します。
2か月を目安に使いきってください。
冷凍したアイシングの解凍方法
冷凍したアイシングは自然解凍で解凍してください。
水分とアイシングが分離しますので、練り直してから使用してください。
冷凍保存は可能ですが時間の経過で風味が落ちてきますので2か月以上の長期保存はおすすめしません。
ロイヤルアイシングの作り方動画
ロイヤルアイシングの作り方は材料を用意してほぼ混ぜるだけですが、動画の方がわかりやすいです。
分量が違いますが、作り方は同じです。
youtube[Happy Icing! by MAIS]
ロイヤルアイシングの作り方まとめ
ロイヤルアイシングは単純に2種類の材料があれば作れてしまうシンプルなものです。
シンプルな材料だからこそ奥が深い。
このベースのアイシングができれば、用途によって固さを調整したり、色をつけたりとアイシングの楽しさに一歩踏み込んだことになります。
ロイヤルアイシングは固さも重要です!
様々なアイシングを楽しんでみてくださいね!